架空請求の詐欺まがいな行為は、その手口も巧妙でつい騙されてしまう人が後をたたないようです。振り込め詐欺の被害にあった人が急増して、その金額は何億円にものぼります。銀行などの金融機関では、振り込め詐欺の被害を軽減するために、ATMでは振り込め詐欺に注意するように呼び掛けるとともに、1回の振り込みにつき、10万円以上の振り込みに制限が設けられるようになりました。
架空請求でもっとも多いのが、アダルトサイトや出会い系サイトに多く見られます。架空の会社名を名乗ったり、裁判所からの告知に見せかけて、いかにも本物のようにみせかけたり、悪質なものになると、財産や家財道具の差し押さえや勤務先に請求するといった脅しのような言葉が書かれているものもあります。
架空請求書を受け取った人は、不安を抱き、もしかしたら架空請求ではなく本当の請求書なのかもしれないといった錯覚に陥ります。しかも、文面には、最終通告・民事訴訟といった法律用語まで持ち出されているので、なおさらです。
このような架空請求が来ても、架空請求なので身に覚えがなくて当たり前なのです。架空請求に洗脳されてはいけません。冷静に対処して、まずは無視しておきましょう。裁判所からの通知によるものであれば、特別送達で来ます。そうでない場合は、裁判所と書かれてあっても、怖がる必要もありません。