架空請求の詐欺による被害は、ますます増加する傾向にありますが、被害を食い止めよう、これ以上拡大させまいと全国各地でさまざまな防止対策について、講習会や説明会などが随時行われています。詐欺の中でももっとも多い振り込め詐欺はもちろん、ワンクリック詐欺などに対して、業者の情報や悪質で巧妙な手口を公開されているものの、いっこうに減少しないのはどうしてなのでしょうか。
架空請求を送りつけてくる業者は、巧みに人間の心理をあやつることにたけています。架空請求の業者は、法務局や裁判所といかにもつながりがあるように見せかけて、法律の名前を持ち出すこともあります。受け取った人は、身に覚えがあるなしに関わらず、法的なきまりごとを破るような、なにかとんでもないことをしてしまった、という思いにかられ、あわててお金を振り込むというケースが後を絶ちません。
受け取った人をその気にさせるような心理作戦にけっしてまどわされてはいけません。携帯やパソコンのメールに来るワンクリック詐欺は、たった1回クリックしただけで、自動的に入会手続きが完了しますが、IPアドレスの情報も読み取られています。
とくにサイトを利用しなくても、登録だけで入会金や利用料を振り込むように指示してくるので要注意です。心理的なパニック状態になるような状況を作り、お金を振り込ませるという手口です。架空請求が送られてきても、あわてる必要もなく、冷静になってよく考えてみると、その文面からして、内容につじつまが合わないことはすぐに見抜けるはずです。